先に止まる条件
- 仕事を始めるための参加費、保証金、教材費、追加送金を求められたら、送金せず確認を止めます。
- 借入、投資、暗号資産、遠隔操作、画面共有へ誘導されたら、その場で操作を中断します。
- 業務、納品、検収、報酬、解約、相手方を文面で確認できなければ契約しません。
以下は一般的な確認手順です。個別契約の適法性や返金可否を断定するものではありません。判断できないときは、支払いや操作を進めず、公式窓口へ相談してください。
仕事開始・契約前に確認する
| 確認項目 | 文面で残す内容 | 決まらない場合 |
|---|---|---|
| 相手方 | 事業者名、所在地、連絡先、プラットフォーム上のアカウント | 本人確認を終えるまで契約しない |
| 業務 | 作業範囲、納品物、期限、修正回数、検収条件 | 見積りと着手を止める |
| 報酬 | 金額、税込・税別、手数料、支払時期、支払方法 | 参考時給を出さず応募を保留 |
| 権利・情報 | AI利用可否、資料の入力許可、納品物の権利、秘密保持 | 顧客資料をAIへ送らない |
| 解約 | キャンセル、途中終了、返金・違約金の条件 | 同意や送金をしない |
支払・送金前に確認する
副業は本来、作業の対価を受け取る取引です。「報酬を受け取るため」「ミスを解消するため」「高額タスクへ進むため」として先に送金を求められても、その説明だけで支払わないでください。消費者庁は、SNS広告をきっかけに低額の報酬を見せた後、参加費や作業ミス名目で高額送金へ誘導する事例を公表しています。
- 契約前の参加費、保証金、教材費、サポート費がないか
- 個人名義口座、暗号資産、送金アプリなど、通常と異なる支払方法ではないか
- 「今だけ」「返金される」「送れば報酬が増える」と急がせていないか
- 支払総額、提供内容、解約条件を契約書で確認できるか
外部連絡・遠隔操作へ移る前に確認する
業務上、外部ツールを使うこと自体が直ちに不正とは限りません。ただし、プラットフォームの規約、正式な契約、連絡先の必要性を確認する前に移動しないでください。遠隔操作アプリや画面共有で借入手続きを指示された場合は、その場で中断します。国民生活センターも、副業・投資の高額サポート契約と遠隔操作アプリを組み合わせて借金へ誘導する相談例を示しています。
具体例ごとの確認手順
| 場面 | 発生し得る問題 | 確認する条件 | 判断できない場合 |
|---|---|---|---|
| 契約前に送金を要求 | 参加費やミス名目の追加送金が続く | 契約相手、総額、仕事の対価、返金・解約条件 | 送金せず、やり取りを保存して188へ相談 |
| 外部アプリへ誘導 | プラットフォームの保護外になり、相手確認が難しくなる | 外部連絡の理由、規約、正式契約、支払経路 | 移動せずプラットフォーム窓口へ確認 |
| 遠隔操作・画面共有 | 口座、借入、端末内情報を見られたり操作されたりする | 本当に業務上必要か、閲覧範囲、終了方法 | インストール・共有を中止。操作済みなら金融機関等にも連絡 |
| 投資・暗号資産を要求 | 仕事の報酬ではなく資金移動へ変わる | 登録事業者、契約、損失条件、仕事との関係 | 取引せず、警察相談窓口や188へ相談 |
公式情報
- 警察庁「副業を名目とした詐欺」では、簡単・短時間を強調する広告から架空請求へ進む手口と相談先を確認できます。
- 消費者庁「タスク副業」の注意喚起では、参加費やミス名目の追加送金に関する公表事例を確認できます。
- 国民生活センター「遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる副業や投資の勧誘に注意」では、画面共有や借入へ誘導された事例を確認できます。
止めた後に保存・相談する
広告画面、相手のアカウント、メッセージ、契約書、振込先、送金記録、遠隔操作を求められた時刻を削除せず保存します。パスワードや認証情報そのものを第三者へ送らないでください。