AI処理時間を計測

AIで案件要件を整理すると何秒かかる?3案件で実測

案件資料を渡してから提案文の骨子まで、AIの最初の回答が返る時間を3件で計りました。人が読む時間や実際の応募時間は含みません。

執筆・調査:ぺんすと更新日:調査・確認方法を見る

入力から最初の回答が終わるまで

過去に調査した3件の募集を匿名化し、案件①(記事制作)、案件②(動画制作)、案件③(AI講師)として比較します。案件資料を1件ずつ新しいプロセスへ渡し、案件の要約、必須条件、納品物と期限、注意点と不明点、応募前チェック、提案文の骨子をまとめるよう依頼しました。モデルはgpt-5.6-sol、reasoning effortはhighです。

時間は入力を渡してから最初の回答が完了するまでの壁時計時間です。回答の作り直しはしていません。

36.36〜45.67秒で回答が完了した

案件別のAI処理時間
案件内容処理時間
案件①(記事制作)Web記事作成40.98秒
案件②(動画制作)ショートドラマ制作36.36秒
案件③(AI講師)対面AI講師45.67秒
41.00秒

平均

40.98秒

中央値

36.36〜45.67秒

最小〜最大

6工程を1つの回答にまとめた

  1. 案件内容の要約
    仕事の種類と目的を短く整理。
  2. 条件の分類
    必須条件と応募時の情報を分ける。
  3. 納品物・期限
    記載されている範囲と不明点を示す。
  4. 注意点・不明点
    応募前に質問する項目を列挙。
  5. 応募前チェック
    自分が確認する項目をチェック形式にする。
  6. 提案文の骨子
    本人が記入する箇所を残した構成を作る。

速く出ても、そのまま使えるとは限らない

案件①は保存した資料の範囲で大きな分類問題は見つかりませんでした。案件②は年が不明な「9月23日」を期限切れと断定しない注意が必要でした。案件③は「数回から開始」を「継続的に来社」と強く言い換えないよう修正が必要です。

処理時間と回答の正確さは別です。実際に使う前に、募集文へ戻って条件を確認します。

同じ範囲で測るための手順

  1. 個人名や連絡先を除いた案件資料を用意する
  2. 生成してほしい6工程を固定する
  3. 新しいセッションで最初の回答だけを採用する
  4. 入力開始から回答完了までを壁時計で測る
  5. 人が読む時間は別に扱い、測っていない値を足さない

約41秒は仕事全体の時間ではない

人が案件文を読む時間、回答を確認・修正する時間、応募フォームへ入力する時間は含みません。実際の応募、契約、納品も行っていません。AIを使わない条件を測っていないため、短縮時間や効率化率は計算できません。

3案件だけの結果で、通信状態、端末、サービス側の混雑、モデル更新でも時間は変わり得ます。

開始時刻と回答を確認する

個別の開始・終了時刻、入力、プロンプト、最初の回答、内容確認の注意点を掲載しています。

実測ログCSV 集計CSV 使用した指示 回答例 測定条件とデータの説明